昆虫文学少女、キナバルへ①
先日、日比谷公園内のおしゃれな店に集まったのは、あまりおしゃれでない昆虫愛好家の面々。 今年は、全員が、さまざまな季節にボルネオのキナバル公園に行くというボルネオフィーバーの年だったので、自慢たらたらのボルネオ報告会を開こうということになったのでした。 それぞれの自慢話は、昆虫写真家・森上信夫のときどきブログとか、日々面白日記とか、鈴木海花の「虫目で歩けば」とかをご覧ください。...
View Article昆虫文学少女、キナバルへ② ナナフシ好きに捧ぐ
麻由子ちゃんと言えば、やっぱりナナフシです。同じボルネオの同じキナバル公園でも、誰が探すかで、見つかる虫が、全然違います。麻由子ちゃんの目で探すと、擬態の名手であるはずのナナフシの姿が次々に暴かれていきます。 熱帯ならではの苔に擬態したようなナナフシが色々。...
View Article暇つぶしに付近の村を散策
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑤ キナバタンガンでの2日目の午後は、団体行動で付近の村の散策。アニマル・ウォッチング・クルーズの合間の暇つぶしのようなものなので、あまり見るべきものはありません。 なにせ、ガソリンスタンドがこんなにシンプルな作りですから。 村の学校です。...
View Article秋は丸々太ったイモムシの季節①アケビコノハ
食欲の秋。焼き芋が美味しい季節です。野山では、カブトムシがいなくなり、セミが息絶えましたが、イモイモ君たちは丸々太って食べごろ、ではなくて撮りごろです。 一番見つけやすいのは、公園、駐車場などのフェンス。掃除が行き届いたきれいなフェンスは最悪ですが、ヤマイモ、アケビ、ヘクソカズラ、ヤブガラシ、ツタなどが、めったやたらと絡み付いた廃墟風のフェンスなら最高です。...
View Article秋は丸々太ったイモムシの季節②キイロスズメ、ダイミョウセセリ
アケビコノハの幼虫のいたフェンスには、ヤマイモ系の雑草も絡みついていました。ヤマイモ好きの巨大イモムシと言えば、キイロスズメですね。 葉っぱをかき分けると、ドドドーン。キイロスズメは、イモムシらしいイモムシです。でも芋と呼ぶにはあまりにも肉感的。プリプリのフランクフルト・ソーセージのイメージです。 この大きさですから、ヤマイモの葉がいくらあっても足りない感じです。...
View Article秋は丸々太ったイモムシの季節③クロメンガタスズメ、ホシホウジャク
郊外の家庭菜園の近くを歩いていたら、トマトの葉にしがみついた巨大なイモムシが路上に放り投げてありました。踏みつけられたような跡もあって、瀕死の状態です。 なんと、あの美しきクロメンガタスズメの幼虫ではありませんか。西日本が本来のテリトリーのはずですが、嬉しいことに、東京近郊にも進出してきたんですね。...
View Article秋風に乗って戻ってきたアサギマダラ
夏場は高原に居たアサギマダラが、秋風に乗って東京郊外の低山地に戻ってきました。ほとんどのマダラチョウは南方系なのに、アサギマダラは涼しい気候が好き。関東では11月初めまで、その姿を目にすることがあります。 アザミの花とアサギマダラ。絵になりますね。 春から初夏にかけて、よく見かけたアサギマダラですが、真夏の間は、雲隠れ。避暑地でロマンスにふけっていたのでしょうか。...
View Articleハナカマキリ!ビワハゴロモ!サンヨウベニボタルまで登場
昆虫文学少女、新井麻由子ちゃんのボルネオ・キナバル公園探検の最終回です。 お借りした写真をスクロールしていると、な、な、なんと、ハナカマキリが写っているではありませんか。昆虫園でも、博物館でもなくて、ボルネオの自然の中のハナカマキリです。これは、す、す、すごい。...
View Articleアカスジキンカメの華麗なる生涯
秋はカメムシの季節でもありますね。カメムシが増えるわけではありませんが、ほかの虫が減っていく中で、成虫越冬、幼虫越冬が多いカメムシが、突然大きな存在感を示すというわけです。 今回はアカスジキンカメムシ。といってもまずは卵です。葛西臨海公園でシンジュの実に産み付けられていたやつです。...
View Articleキバラヘリカメムシの平凡な生活
秋はカメムシ。マユミの木と言えば、キバラヘリカメムシです。何本かマユミの木を見て回れば、ほぼ確実に見つかる、どうということのないカメムシですが、この黄色のお腹が、なかなか絵になるんです。ありきたりの虫を魅力的に撮る。これって、虫撮りの技量が問われる課題ですよね。そんな課題にぴったりの虫の一つがキバラヘリカメと言えるかも。...
View Article超絶蟻擬態のホソヘリカメムシ
10月18日の昆虫観察会。メンバーは、昆虫写真家の森上信夫氏、必殺昆虫仕事人のI嬢、昆虫文学少女麻由子ちゃんのお母さん(麻由子ちゃんは中間テスト追い込みで欠席)という、いつもの達人たち。大混雑の高尾山口駅で待ち合わせという、向こう見ずな計画です。 この季節の狙い目と言えば、やはりアサギマダラなのですが… 駅のすぐ裏のコスモスの花畑に可憐な姿。ちょっと見はきれいなのですが…...
View Article涙目コンテスト
高尾山での秋の昆虫観察会。今回は涙目コンテストです。 秋になるとカマキリは、子孫繁栄のためバッタを食べて、食べて、食べまくり、卵を産みます。 晩秋になると、バッタの種類も減ってきますが、成虫越冬するツチイナゴは今が盛り。幼虫と成虫が入り乱れて、草原で群れ遊んでいます。カマキリにとっては最高の御馳走ですね。 ツチイナゴの緑色の幼虫。 あまり見かけない茶色の幼虫...
View Articleパンツ一丁、大胆ポーズのテングザル
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑥ キナバタンガン川での2日目夕方のクルーズ。またまた象の群れ発見です。 3匹鼻を寄せ合ってポーズ。「ハイ、チーズ」って感じです。こいつら、本当に野生なのか。あまりにもサービス精神が旺盛。...
View Articleシャチホコガ幼虫、日本では怪物、海外ではロブスター
高尾山周辺での昆虫観察会。イモムシ毛虫も大歓迎の心の広い観察会です。 しかし、シャチホコ蛾系の幼虫は、イモムシとも毛虫とも違う、別種の生き物のようです。。 マメ科と思われる雑草が生い茂る草原。緑の草の中に、茶色の異様な物体が。ヒメシャチホコの幼虫です。じっとしているので、食後の休憩中と思われますが、このしゃちほこ張った姿勢では、くつろげそうにはありません。...
View Articleリンゴドクガ幼虫は可愛い悪役
モヒカン頭にサングラス。いかにも悪役の風貌のこの毛虫は誰。 その正体は、リンゴドクガ。やっぱり悪役の毒蛾だったんですね。でも、実はリンゴドクガは、毒はないらしいです。それに、お尻にちょこんと付いた赤い毛の束がリボンのようで、可愛らしいと評判の毛虫です。 果物の木が好きなのでしょうか、リンゴではないですが、柿の木にいました。久々の再会です。 全体像は、ドクガらしい毛虫ですが、...
View Articleアルゼンチンのツノゼミ。虫の季節はすぐそこに
単身アルゼンチンのフォルモサ州に乗り込んだ瀬戸山さんから、久々の便りです。 言語や習慣の壁に加えて、シラミに襲われ、サシガメに刺され、部屋にはサソリが侵入してくるといった試練が怒涛のように押し寄せ、波乱万丈の日々のようですが、アルゼンチンはもうすぐ夏。虫の季節到来で息を吹き返したようです。 まずは瀬戸山さんが滞在しているラスロミータス市の観光名所、エストレージャ湿地の風景です。...
View Article地獄のゴマントン洞窟で天上のビロードタテハ
animals and insects of kinabatangan ⑦ 名残惜しいキナバタンガンの旅もいよいよ最後。サンダカンの町への帰途、送迎のミニバスはゴマントン保存林に、ちょっとだけ寄っていくことに。...
View Article秋の蛾、見栄えのいい順に
高尾山口駅周辺の秋の昆虫観察会。蝶はだんだん少なくなってきましたが、蛾はまだまだ健在です。 蛾はあまりにも種類が多くて、同定も面倒なので、ある程度見栄えがいいのだけを撮ることにします。蛾屋への道は遥かに遠いです。 秋のヤママユ系と言えば、わんさといるはずなのがヒメヤママユ。でも今回はボロボロのが一匹だけ。でも、いないより、いる方がましです。...
View Articleおしゃれ度の高いシャクガたち
高尾山口駅周辺の秋の昆虫観察会。今回は、蛾の中でも、おしゃれ度の高いシャクガにこだわってみました。 折れ線グラフを思わせるビロードナミシャクです。心電図とか、株価乱高下の図にも見えます。 直線的なビロードナミシャクに対し、より流動的な波しぶきを感じさせるのが、キアミメナミシャク。...
View Articleシラミだって虫なんです
アルゼンチンの虫ガール知佳さんから、楽しくもあり、恐ろしくもある衝撃の「シラミ」の報告です。昔は誰もが、血を分け合って親密なお付き合いしていたシラミですが、最近はお会いしたこともないし、噂も聞かないという人が多いのではないかと思います。「シラミつぶしに探す」などという言葉も、実感がなくなっていますね。かく言う虫記者も、一度もお世話になったことがありませんでした。...
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