秋も終わり、モミジの木も葉が散って、寂しい冬の装い…と思ったら、不自然な黄緑の若葉らしきものがあちこちの枝に。
この写真の範囲内だけでも、少なくとも6つ、黄緑の物体が見えます。これ、実はウスタビガの繭のヤマカマスです。
![イメージ 1]()
もっと広い範囲の写真だと、合計16個のヤマカマスが確認できました。でもヤマカマスが小さくなりすぎて何だか分からないですね。
![イメージ 2]()
では、拡大してみましょう。繭の隣にモミジの枯葉が一枚、飾りのように残っているものがほとんどです。葉の柄の部分を繭づくりの糸でしっかりと固定しているので、葉が落ちないんですね。
![イメージ 3]()
「最後の一葉」が落ちるのをいくら待っても、この葉は容易に落ちません。葉が原形をとどめているということは、繭がまだ作成後1年たっていないことを示しています。
もちろん、ウスタビガは晩秋10~11月に羽化するので、この繭は空っぽです。しかし、時々繭にウスタビガの卵が産み付けられていることがあります。あったらラッキーです。
探してみたら、やっぱりありました。繭に4つ、周囲の枝に2つの卵。
でも残念。高い枝の先にあるので、高枝切りバサミでもないと、手に入れることはできません。春になったら幼虫を探しに来たいと思います。
この写真の範囲内だけでも、少なくとも6つ、黄緑の物体が見えます。これ、実はウスタビガの繭のヤマカマスです。
もっと広い範囲の写真だと、合計16個のヤマカマスが確認できました。でもヤマカマスが小さくなりすぎて何だか分からないですね。
では、拡大してみましょう。繭の隣にモミジの枯葉が一枚、飾りのように残っているものがほとんどです。葉の柄の部分を繭づくりの糸でしっかりと固定しているので、葉が落ちないんですね。
「最後の一葉」が落ちるのをいくら待っても、この葉は容易に落ちません。葉が原形をとどめているということは、繭がまだ作成後1年たっていないことを示しています。
もちろん、ウスタビガは晩秋10~11月に羽化するので、この繭は空っぽです。しかし、時々繭にウスタビガの卵が産み付けられていることがあります。あったらラッキーです。
探してみたら、やっぱりありました。繭に4つ、周囲の枝に2つの卵。