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Channel: 虫撮る人々
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昆虫記者の原点・フレーザー夜の雑虫

 マレーシア・フレーザーズヒルの夜。本命の大物以外に、どこにでもいそうな雑虫もたくさんやってきます。  ウバタマコメツキの仲間でしょう。机の上で裏返して、こめつき運動をさせてしばらく遊びました。大型コメツキなので、ジャンプする高さも半端ではありません。...

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昆虫記者の原点・糞虫も重戦車級

 自然は循環するもの。フレーザーズヒルの野生動物の糞はウォシュレットで流されることなく、森の中で分解され、木々の栄養になります。その際に、糞の解体、分解を手助けするのが糞虫ですね。人の嫌がる仕事を積極的に引き受けている見上げた心がけの虫です。  この程度の小さい糞虫は、日本でもよく見かけますね。 しかし、熱帯の糞虫には、日本のカブト虫並みのでっかいのもいます。...

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昆虫記者の原点・一見こわもてのクモたち

 マレーシア・フレーザーズヒルの道の両側の土手を眺めて歩くと、こんな穴があちこちに開いています。これがアースタイガーと呼ばれるタランチュラの仲間のクモの巣です。 夜行性なので、昼間はあまり出歩いていませんが、穴の入り口あたりに顔を出しているのを時々見かけます。...

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ヤマトシジミを飼育したいという奇特なあなたへ

 熱帯の虫の紹介が続いた後は、日本の都会の街中で一番普通に見られるヤマトシジミです。天と地ほど落差が大きいですね。 あまりに普通で、あまりに地味で、あまりに小さい蝶なので、あらゆる人々に無視されている蝶です。なので、その幼虫を探した人とか、飼ってみたという人は極めて希少な人種と言えるでしょう。...

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トリバネアゲハと露天風呂=ドットコム昆虫記者更新

 時事ドットコムの「昆虫記者」、更新しました。今回は「トリバネアゲハと露天風呂ざんまい」。マレーシアの川辺の露天風呂にふさわしい風景と言えば、紅葉でも浴衣でもなく、温泉好きの国蝶ラジャブルック・バードウィング(アカエリトリバネアゲハ)です。 温泉街の情緒は全くありませんが、トリバネアゲハの群れが歓迎してくれるなら、それだけで「あ~極楽、極楽」。

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ムラサキツバメを飼育したいという暇なあなたへ

 都会で一番見つけやすいシジミチョウの幼虫と言えば、ムラサキツバメかもしれません。成虫の数から考えれば、ヤマトシジミやベニシジミの方が圧倒的に多いのですが、なにせヤマトシジミの食草のカタバミとか、ベニシジミの食草のギシギシ、スイバとかは、あまりに数が多すぎて、その中から幼虫を探し出すのは至難の技です。...

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麻由子ちゃん、ボルネオ・ムル国立公園に進出

  昆虫文学少女の新井麻由子ちゃん。今年の夏休みの旅は、ボルネオのグヌン・ムル国立公園でした。ムルと言えば巨大洞窟。と思うのは一般の観光旅行者ですね。  麻由子ちゃんにとっては、虫がどっさりいるという情報の方が大事です。特に重要なのは、ナナフシの存在です。  その点では、ムルは合格点。サカダチコノハ系とか、トゲ系とか、棒切れ系とか、苔系とか、バラエティー豊富なナナフシがどっさり。...

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クロコノマチョウ幼虫の百面相

 千葉のとある湿原の葦原。見回すと、あっちにも、こっちにもクロコノマチョウの幼虫。この葦には4匹います。  その中の一匹をズームアップすると、頭部正面の模様は、火事の火の字を擬人化したような見事なデザインです。 この幼虫は少し遠方で手が届かなかったので、近くの葦で別のを探します。  まずは黒の中心に緑の点が一つという、よくありがちな、つまらなそうな顔です。...

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クロコノマチョウ♂♀カップルの枯葉擬態

 自宅で飼育していたクロコノマチョウが昨日全員羽化しました。土曜なのに早朝出勤で、羽化には立ち会えず。狭いプラケースの中で4匹がぎゅう詰めだったので、帰宅後に逃がしてやるまでに、羽が少し傷んでしまいました。申し訳ない。  全員ほぼ同時期に蛹化。 羽化後の抜け殻です。 ♂、♀、並べて手乗りです。黒っぽい方が♂。赤っぽい方が♀。...

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路上のツマグロヒョウモン幼虫。今年も通勤途中で救出

 毎年今頃の季節に、街中のアスファルトの路上で踏みつぶしそうになる派手派手しくて、トゲトゲのイモムシは、ツマグロヒョウモンの幼虫です。  小さなプランターや道端のスミレを食べ尽くして、新たな餌場を求めて、あるいは、蛹化の場所を求めて、危険な旅に出たところなのでしょう。 それにしても、毒々しくて気味の悪いイモムシですね。毒虫と思い、意図的に踏みつぶす人もいるかもしれません。...

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昆虫記者の原点・トリバネアゲハとの再会その1

 マレーシア・フレーザーズヒルへと旅立つ際に、成田空港で目にしたのはあの「日本持ち込み禁止物」のコーナーで燦然と光り輝くアカエリトリバネアゲハ(ラジャ・ブルック・バードウィング)♂♀の雄姿でした。  フレーザーにもいないことはないはず(いるとの情報はネット上では全く確認できず)なので、久々の再会に期待が膨らみます。...

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昆虫記者の原点・トリバネアゲハとの再会その2

 フレーザーズヒルのジュリアウ滝へのショートトリップでタクシー運転手を務めたのは、フレーザー在住のサミー氏。この村でタクシーを呼ぼうとすれば、ほぼ確実にサミー氏がやってきます。  フレーザー周辺の情報ならば、サミーにおまかせです。そこで、「アカエリトリバネアゲハ」が山ほどいる場所はないかとサミー氏を尋問。すると、あっさりと、秘密情報を漏らしたのでありました。...

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昆虫記者の原点・トリバネアゲハとの再会その3

 ケーリング温泉の次に目指すはクアラ・ウー(kuala woh)温泉。いつから温泉ブログになったのかと、疑念を抱く人もいるでしょう。しかし、温泉巡りはあくまで、虫探しのため。温泉巡りの案内役はもちろん、マレーシアの国蝶アカエリトリバネアゲハ(ラジャ・ブルック・バードウィング)です。...

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性懲りもなく蟻擬態ホソヘリカメムシで遊ぶ

 あっという間に秋ですね。秋と言えばカメムシ。成長の全ステージを一気に見られるお得な季節がやってきました。  近所の公園で、まずは蟻擬態のホソヘリカメムシを探します。草花がたくさん実を付ける秋が、子育てに最適な季節なのでしょう。実のなった草を探すと、たいてい何種類かのカメムシがいます。  外来種と思われる巨大な豆には、やっぱりいました。アリンコになり切ったホソヘリカメムシの若齢幼虫。...

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白の襟飾り付きのアオクサカメムシ

 ご近所の公園のカメムシ。お次は定番のアオクサカメムシです。  成虫はほぼ緑一色で、つまらないカメムシと思っていたのですが、白い襟飾りを付けたタイプがいることを初めて知りました。  一瞬新種かと思い、バシバシ写真を撮ったのですが、周囲を見回すと、いつものアオクサカメムシがたくさんいたので、色変わりなんだと納得しました。 こちらが普通の緑一色のアオクサカメムシ成虫。...

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出たー!ハリガネムシ。極悪カマキリを自殺に追い込む恐怖の寄生生物

 用水路の防護柵に悪人面したハラビロカマキリ。しかし、どこか様子がおかしいのです。何となく落ち着きがありません。もしかして、水路に飛び込んで自殺を図ろうとしているのでは。  「早まるんじゃないぞ」。あわてて首筋をつかんで、救出します。  膨らんだ腹部を触ってみると、何やら固い物が中に入っている感触。やはりそうでした。恐怖の寄生虫「ハリガネムシ」にマインドコントロールされているようです。...

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軽井沢で虫仕事

 9月に軽井沢で虫仕事しました。11月公開の映画「ぼくのおじさん」のプロモーション絡みです。松田龍平氏主演の「ぼくのおじさん」には、ほとんど虫は登場しません(ハワイでのラストシーン近くで、トンボが飛んでいたぐらい)が、原作者で、「おじさん」のモデルの故北杜夫氏が大の虫好きだったので、原作者と映画の紹介に、無理やり虫を結びつけるという、虫記者ならではの力技です。...

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色白美人のカメムシ新種?

 ミントの葉っぱの裏側で、色白美人のカメムシを見つけました。ミントの香りに包まれた高貴な新種カメムシでしょうか。  まさか、そんなことはないですね。隣には黒く汚い脱皮殻。数分したら、あの嫌われ者で土色のクサギカメムシになってしまいました。 近くにいた別の成虫と幼虫です。これでは誰も注目してくれないですね。...

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フレーザーズヒルの雑多な蝶

 フレーザーズヒルの昼間。早朝と夜のカブクワ探しで体力、気力を使い果たしているので、ホテル周辺のミニ散歩ぐらいしかできません。  それでも結構色々な蝶がやってきて、目を楽しませてくれます。一番のお気に入りは、小さなウラフチベニシジミ。  日本で言えばベニシジミみたいなものでしょうか。...

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キマダラヒカゲ羽化

 昆虫文学少女の新井麻由子ちゃん宅からいただいたキマダラヒカゲの幼虫が、無事蛹になり、先日無事羽化しました。  以前ベランダで飼っていた幼虫は、終齢で行方不明になり、どこで蛹になったか全く分からず仕舞いでした。なので、今度はプラケースの中に監禁して、育てることに。なにせ、いただきものですから、行方不明では言い訳ができませんから。...

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