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Channel: 虫撮る人々
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キマダラヒカゲ成長記録

 今回はあまりきれいでない、ありふれたチョウの代表のようなキマダラヒカゲです。日陰者の中でも、トップクラスの日陰者です。  普段はカメラを向ける人さえ、あまりいないかもしれませんね。でも、笹の葉の裏側に産卵中となれば、少し価値が上がります。  どんな日陰者でも、子孫を残すために頑張る母の姿は、感動を呼びます。  裏側に回って、お尻の先から卵が出てくる様子をじっくりと観察します。...

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またマレーシアへ行ってきます。テナガコガネとの再会なるか。

 3日の日曜日から、早めの夏休み。行き先はマレーシアの首都クアラルンプールから恐らく一番近い高地雲霧林に覆われたフレーザーズヒル。もう10数年前のことになりますが、シンガポール特派員だったころ、子供を連れて、フレーザーでの某昆虫教室に参加したのが、熱虫症再発のきっかけでした。...

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昆虫記者の原点、マレーシアのオオウスバカミキリ

 マレーシアのクアラルンプール郊外の高原保養地、フレーザーズヒルから帰ってきました。もりだくさんで、現在ヘトヘト状態です。  フレーザーズヒルは、実は昆虫記者の誕生の地、原点と言ってもいいところです。今から13年前に、シンガポール特派員時代にここで開かれたK氏主催の「マレーシア昆虫教室」に参加したのが、初めての虫関係の取材でした。...

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昆虫記者の原点・コーカサスオオカブト雌の凶器

 フレーザースヒルに到着した時には夜の9時を回っていました。8時には着ける計算だったのに、空港のパスポートコントロールで1時間無駄にしたのが痛かった。「マレーシアに働きに来た」感のある人が多い列に並んではいけません。そういう人は、チェックに5分とか10分とか、かかる場合があります。列が多少長くても、観光客風ばかりの列にならびましょう。今回の失敗から学びました。...

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夢の島公園の名物ユーカリハムシ

 東京・江東区の夢の島公園には、日本最大と言われるユーカリの森があります。オーストラリアからコアラを譲り受ける準備として、餌のユーカリの葉を確保する必要があったため、ユーカリ畑を作ったとか言われています。  今やそのユーカリは鬱蒼とした森になっていて、コアラが何匹かひそんでいてもおかしくない風景です。...

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夢の島公園のジャコウアゲハ天国

 ユーカリハムシを見に行った夢の島公園。ついでに、ジャコウアゲハの幼虫をどっさり見つけました。  この場所、ジャコウアゲハの成虫がたくさん飛んでいるので、以前から気になっていたんです。ちょっと斜面を下ると、ウマノスズクサがあちこちに。当然、ジャコウアゲハの幼虫もどっさり。 アゲハの仲間ですから、肉角も出しますが、全然臭くないです。...

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魅惑のハムシワールド・犯行現場から消えたエノキハムシ

 エノキハムシの被害は甚大です。幼虫が春に大量発生すると、新緑が生い茂っていたエノキは見るも無残な姿に。  あちこちに、ご飯粒をつぶして張り付けたような幼虫の姿。  大きめの幼虫を指乗せしてみると、体側に恐竜のようなトゲが並んでいて、なかなか格好いい生物です。  幼虫は土の中で蛹になるようです。4月末ぐらいになると、エノキの大木の根元を幼虫がたくさん歩き回っているのを目にしますね。...

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ナメクジハバチの幼虫はまるで水まんじゅう

 ナメクジハバチの幼虫は夏向きですね。水ようかんのような、水まんじゅうのような瑞々しさ。片栗粉のような半透明の皮はいったい何でできているのでしょう。気になりますね。 こいつはケヤキにいたので、ケヤキナメクジハバチの幼虫でしょう。水まんじゅうの片栗粉の部分は黄色味がかっていて、餡はウグイス豆のような涼し気な緑。...

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チビタマのモテ期は幼虫期

 チビタマと言えどもタマムシ。これまではバカにし切ってきましたが、今年は心を入れ替えて、きちんと観察することに。  チビタマで一番観察しやすいのは、何といってもクズノチビタマムシです。クズの茂みでの生息密度は、コフキゾウムシ以上に高いと思われます。クズさえあればどこにでもいるというのが、バカにされる要因なのですが、観察には最適ですね。...

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チビタマのモテ期は幼虫期、その2

 クズノチビタマの幼虫は、クズの葉に潜ったまま、上と下の表面を残して、中間の葉肉だけを食べ進みます。その食べ方には一定のリズムと法則があるようで、食べ跡は、産卵痕を起点とした魚のウロコのような模様になります。ウロコ一枚分を食べ終わったら、仕切りを作って、次のウロコを作っていくようです。 したがって、幼虫はたいてい、最近作り始めた一番大きいウロコの中にいます。...

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夏の夜はツチニン、ヌケニン、テッカニンを一気にゲット

 夏バテ気味で、週末も遠出はせず、夕方涼しくなってから徒歩5分の都心の公園へ。午後7時、セミの幼虫がぞろぞろと地面から這い出してくる時間ですね。...

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年々増える東京のクマゼミ。ミンミンが苦戦

 今年は墨田区の錦糸町でもクマゼミが鳴いてました。東京のクマゼミの勢力は年々拡大しているようです。  クマゼミの鳴くのは朝方。葛西臨海公園では、午前10時ぐらいまでは他のセミの声が全く聞こえないほど、クマゼミが「シャッシャッシャッシャ」と鳴き誇っています。 緑の翅脈が美しいセミですが、東京にいると侵略者の威圧感を感じてしまいます。...

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昆虫記者更新・コーカサスオオカブトの来る高原の宿へようこそ

 時事ドットコムの「昆虫記者」、更新しました。今回は「コーカサスオオカブトの来る高原の宿」。  昆虫記者誕生の地、クアラルンプール近郊の高原保養地フレーザーズヒルを再訪しました。オオカブト、オウゴンオニクワガタ、テイオウゼミなどを探します。  果たして、断食明け大祭(ハリラヤ・プアサ)の奇跡は起きるのでしょうか。

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昆虫記者の原点・コーカサスオオカブト♂樹上の対決

 フレーザーズヒルで宿泊したホテルはシャーザン・イン。このホテルでは、泊まる部屋はゴルフコースに面した側を選びましょう。裏庭に面した側の部屋より少し値段が高いですが、ここでケチってはいけません。ベランダに飛んでくる虫は、前方が大きく開けたゴルフコース側の方が多いのです。もともと宿泊費はツインで1部屋1泊4000~5000円ぐらいで、そんなに高くはありません。...

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昆虫記者の原点・部屋のベランダにオウゴンオニクワガタ。ホンマでっか

 ホテルを選ぶなら、☆の数やサービスや便利さなんかは二の次です。豊かな自然、うっそうとした森に囲まれているかどうかが重要です。  でもなかなか、虫好きが理想とするそういったホテルはないものです。フレーザーズヒルには以前はそういうホテルが幾つかありました。しかし、あるものは閉鎖され、あるものはリゾートマンションに変わり、現在は「虫記者のイチオシ」的なホテルはありません。...

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クズの花とウラギンシジミのヌンチャク攻撃

 クズの花って意外にきれいですね。フジの花の小型版のようで、紫色の花がたくさん連なっています。その花の中には、紫色の虫が隠れているのですが、こいつがなかなか見つからない。それはウラギンシジミの幼虫。 クズの花をかき分けている変な人がいれば、それはたぶん、ウラギンシジミの幼虫を探している心優しい虫好きです。おかしな人と恐がらずに、そっとしておいてあげましょう。...

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昆虫記者の原点・セミ界の王者テイオウゼミ現る

 マレー半島の高原リゾートに来れば、かなりの確率でセミ界の帝王、テイオウゼミに出会えます。コーカサスオオカブトはアジア最大のカブトですが、テイオウゼミは世界最大のセミと言われています。何でも最大が好きな人にはお勧めのセミですね。  活動時間帯が暗くなってからという話もあり、灯火によく飛んでくるセミですから、ホテルで待っているだけで、向こうからやってきてくれます。飛んで火に入る夏の虫です。...

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タテジマカミキリ、知らぬまに羽化

 あれは今年3月のことでした。千葉の公園のカクレミノの木で、若い枝の先端にポッコリと穴が開いているのを発見しました。  もしやタテジマカミキリ?。食害された枝先を割いてみると、中にはやっぱり鉄砲虫。鉄砲の筒の中に込めらた弾丸のようですね。  まあ、カクレミノに付くカミキリなら、まずタテジマカミキリに違いないと思うのですが、科学者(誰が?)に思い込みは禁物。枝を切り取って飼ってみることに。...

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竹の中からハイイロヤハズ

 これまた、かなり以前の話。2月ごろだったと思います。メダケと言うんでしょうか、細い竹の林で、枯れた竹にハイイロヤハズの産卵痕を見つけたのは。  割ってみると中にはやっぱり鉄砲虫。家に持ち帰って、竹の割れ目をテープで補修して、そのままほったらかしに。 6月半ばになっても、ウンともスンとも言わず、羽化してくる気配がないので、テープをほどいて中を確認すると。...

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昆虫記者の原点・虫の宝庫は鳥を呼ぶ

 マレーシア・フレーザーズヒルが虫の宝庫なら、当然虫を食べる鳥も色々います。と言うか、ここは虫に関しては無名ですが、バードウォッチャーの間ではかなり有名な鳥の名所なのです。  ですが、虫記者の目的はあくまで虫なので、鳥は、「撮って、撮って」としつこくせがんでくるやつぐらいしか撮りません。鳥見の人が虫を撮る場合は、もっと冷たい態度なので、虫記者を非難してはいけません。...

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